家を売る時はなるべく良い情報を伝えるようにしましょう

家を売ると言うことは短い人生の中で何度もある事ではありません。

逆に、家を買う事も一生の間にそう何度もある事ではないですね!

つまり、家を買う側としては相当慎重に判断する事になると言うことなの。

ですから、売主であるあなたは買主を不安にさせないように、できる限りの情報を伝えてあげる必要があるのです。

と言ってもあなたが直接購入希望者の人に伝えるのではなく、仲介をしてくれている不動産業者さんを通して伝えると言うことになります。




家を売るのに有利な情報を買主に全て伝えましょう

家は人生の買い物の中で「最も高い買い物」と言われています。

ですから、買主はなかなか簡単に二つ返事で買いますとは言わないのです・・・

特に、中古の家の場合はそうですね!

売主であるあなたからしたら大した問題ではない場合でも、大金をはたいて購入する買主からすると大きな問題となっている場合もあるのです。

ですから、仲介業者の担当営業マンと相談しながら、買主が不安視しそうな問題があるのであれば、全て事前に解決しておいて、営業マンから買主に伝えるようにしてもらいましょう。

このような、ちょっとした事でも気を使って問題解決しておく事で、家を早く売る事に繋がります。

周辺環境についてできる限り伝える

お子様が居る家族でしたら一番気にあるのが、幼稚園や保育園、学校区の問題です。

当然同エリアで家を探しているのですからある程度の情報を持っていると思いますが、伝えるだけで親切心が伝わりますね。

また、周辺にある「買い物施設・郵便局・銀行・病院」等の場所も伝えるようにしましょう。

学校や日常的に利用する施設に関しては、仲介業者に協力してもらい簡単なマップにして物件資料と一緒に渡すと喜ばれます。

その他にも、あなたが良く利用している便利な施設などがあれば、それも伝えておくとプラス点になります。

例えば、子供たちと良く遊びに行く公園の情報や、無料で利用できる図書館等の公共施設、おすすめの飲食店等の情報も伝えると買主の安心感が違います。

毎月の電気代や固定資産税等について伝えましょう

毎月の電気代は、住む家族の使い方によって異なりますが、例えばオール電化だった場合は、

「電気代が高いのでは?」

と言う疑問が生まれると思います。

実際のところ、オール電化は電気料金が高いと思われている人も少なくはありません。

オール電化の家に住んだことがある人でしたら、それほど料金が高くない事は分かっていると思いますが、そうでない場合は意外と知らない人が多いので、大体の毎月の電気代を伝えてあげると参考になるので喜ばれます。

また、固定資産税も年間どれぐらい必要なのか気になるところですよね!

固定資産税に関しましても、市から送付される納税証明書等の写しを添付資料として渡してあげると1つ不安が解消されます。

家のマイナス点もあえて伝えましょう

例えば、壁紙の破れや汚れ、壁に穴が開いているのをポスター等で隠しているのであれば、それも包み隠さず伝えるようにしましょう。

中古の家を購入する人は、ほとんどの場合購入後リフォームをしますので、壁に穴が開いていても、少々汚れていても特に気にしません。

それよりも、隠していて購入後に分かった方が気分が悪いですよね!

最悪の場合トラブルになる場合もありますので、マイナス点もしっかりと伝えるようにしましょう。

マンションの場合は管理組合の決定事項を伝えよう

マンションを売る場合は、管理組合でいろいろな決定事項があると思いますので、それらも全て伝えるようにしましょう。

特に修繕計画等がある場合は、きちんと伝えるようにしてください。

管理組合などの集会で決定した事項や、決算報告等が記載された議事録等をコピーして渡すようにしてください。

この議事録等の写しがあるのと無いのとでは買主側の安心感が違います。

購入してからそんな事は聞いてませんで通らないのがマンションになりますので、売却後のトラブルを避ける為にも伝えられるべき内容は全て伝えるようにしましょう。

買主に伝える時は仲介業者を通して伝えましょう

上記の内容を買主に伝える時は、売主であるあなたが直接伝えるのではなく、不動産仲介業者を通して伝えるようにしてください。

これらの情報は、全ての購入希望者に伝えるのではなく、本当にあなたの家に興味を持ってくれている、購入意思が高めな人だけに伝える事になります。

仲介業者は不動産取引のプロですから、絶妙なタイミングでこれらの情報を掲示して、一気に契約まで押し込んでくれます。

その時に、有利となる情報を如何に用意できているのかと言うのはあなた次第なのです。

あなたは有利になるような情報を不動産業者と相談しながら収集してください。

そして、それを営業マンが絶妙なタイミングで買主に伝えます。

もし不動産取引の素人であるあなたが、タイミングを誤って伝えてしまうと、

「この売主なにか焦っているな・・・」

「そんなに早く売りたいの?何かあるな・・・」

と思われてしまう場合もありますので、ここはプロに任せておきましょう!

どれだけプラスな情報であっても、必要なタイミングで伝えないと、マイナスに働いてしまう場合もあるので注意が必要なのです。




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